皆さんは「電気工事施工管理技士」という資格をご存じでしょうか?
私は入社するまでその資格を知らず、
「電気工事士」は聞いたことがあるけれど、それとは違うの??という状態でした。
建設業界に関わりが無ければあまり知る機会が無いものではないかと思います。
今年度の「電気工事施工管理技士」の試験の受験申し込みが始まりましたので、
少しその資格について触れてみたいと思います!
まず、とてもざっくり「電気工事士」と「電気工事施工管理技士」についてご説明すると、
「電気工事士」はその名の通り、スイッチやコンセント、照明の取り付けなどを含め、
様々な電気設備に関わる工事を実際に行う為の資格です。
続いて「電気工事施工管理技士」ですが、こちらは電気工事の管理・監督をする為の資格です。
工事のスケジュール調整や見積を行ったり、工事の品質や安全の管理を行います。
この二つの資格はどちらも専門知識と技能が必要な国家資格のため、
試験は学科試験を合格した上で技能・実地試験を受ける必要があります。
また、「電気工事施工管理技士」は広範囲の知識に加え、電気工事の実務経験が必要です。
その為、「電気工事士」の資格を取得後に「電気工事施工管理技士」の資格取得を目指す
という方が多いかと思われます。
「電気工事施工管理技士」について更にお話しすると、1級と2級の二つの資格があります。
以前はどちらの資格も実務経験がなければ受験が出来なかったのですが、今年から受験資格が緩和され、
2級に限っては17才以上であれば誰でも一次検定(学科試験)の受験が可能になりました。
弊社では今年度、1級を9名、2級を8名と、受験資格の緩和もあり昨年より多くの社員が受験予定です!
長くなってしまいましたが、受験者の皆さんが合格することを祈って。
sapporo YH × sendai NF&SS