みなさま、こんにちは。
今回は、EV充電用電源工事についてご紹介します。
エコテック札幌本社では環境への配慮と経済性を兼ね備えた、
PHEV(プラグインハイブリッド)車を導入することになりました!
事前の準備として、エコテック電気事業本部のT係長とTさんが
充電用コンセントの設置工事を行ってくださったので、その様子を撮影、紹介します。
PHEV(プラグインハイブリッド車)とは?
PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)は、電動モーターと内燃機関を組み合わせた車両で、
主に二つの駆動方式を持つハイブリッドカーです。
一般的なハイブリッド車とは異なり、PHEVは外部から充電することができるため、
純電動走行モードとガソリンエンジンによる走行モードの選択ができます。
PHEVの主なメリットは、燃料消費の削減とCO2排出の低減。
ガソリンの使用を最小限に抑えることができるため、環境への負担を大幅に軽減できます。
バイクの奥のほうに見えるのがキュービクル式高圧受変電設備。
6,600 Vの電気を100 Vや200 Vに降圧する受電設備を収めた金属製の箱です。
V2Hシステム用切替盤(停電時に車から電気を事務所に通電出来る様にする装置です)
キュービクルから充電用コンセントを設置する駐車場まで、
70メートルほど距離があるので、管を利用し地中に埋設して電気配線します。
距離がある為、電圧降下を考慮して通常より太いケーブルを敷設しています。
一般住宅には必要ありませんが、オフィスビルや病院、工場など
大型の建物の場合、形状や条件によって必要になるゲートウェイ。
駐車場の近くに地中から配管を立ち上げ、配線します。
水平垂直を取って工事を進めます。
EV電源工事とは?
EV電源工事とは、電動車両(EVやPHEV)を充電するための専用充電設備を設置する工事のことです。
電動車両の充電には、家庭用の一般的なコンセント(100V)を使う方法もありますが、
、充電速度や運用を考慮すると、専用の充電設備を設置するのが最も推奨されています。
充電器には、様々なタイプがあり、充電器を設置するためには、専用の電気配線が必要です。
既存の電気系統と接続し、安全に充電が行えるようにするためには、専門の電気工事業者による配線作業が必要です。
工事では、充電器までの電線の敷設や、必要な電気回路の設置が行われます。
作業中のT係長に、取り付けの際に気を付けていることをお聞きしたところ、
「安全対策と見た目の美しさ」という返答が!
「壁の内部や天井に配置され仕上げ材などで隠れ、配線が見えなくなる住宅とは違い、
EVコンセントは常に見えている状態なので、きれいな見た目も大事」とのこと。
なるほどです。
充電設備の設置にあたっては、安全対策も重要です。
漏電やショートを防ぐための保護装置の取り付けや、充電中の火災を防ぐための適切なケーブル管理が必要です。
「EV電源工事を考えている」という場合は、ぜひエコテックにご相談ください。
エコテックは、全日本電気工事業工業組合連合会で主催している【EV充電設備設置】EV工事プロにも登録しております。
<アンプボルタ デマンドコントローラー チャージセイバー解説動画>
https://www.youtube.com/watch?v=o23CzD8qgT8
<タブレット端末を使った初期設定やアプリのインストール方法動画>
https://www.youtube.com/@AMPVOLTA
私たちは、より良い環境づくりに向けた取り組みを進めていきます!
【今回設置のEV充電器】
アンプボルタ製 MODE3対応 電気自動車用普通充電器
https://ampvolta.jp/
<特徴>
AC5-32D(デマンド制御機能付き)
① 出力:16A(3.2kW)~32A(6.4kW)の可変が可能
② ケーブル長:5ⅿ
③ 本体保護等級:IP65
④ 使用温度範囲:-30~55℃
⑤ WiFi通信を利用した専用アプリによるリモート操作や予約充電機能(お得な夜間電力で充電可能)
⑥ 付属のICカードによるセキュリティ充電機能
⑦ デマンド制御機能による安心した充電生活
⑧ 十分な機能を備えた上で、有名メーカーと比べてお手頃価格